![]()
人間社会の原理は、弱肉強食でもなく、競走でも、拝金でもない。これらを理由に、人を苦しめる社会があってはいけません。「利己主義は、文明の産物であって、原始の果実ではない。」とフランスの哲学者アランは言っています。己の生き残りを追求するために、自分あるいは自分達だけ守ろうと、利己主義を助長するのは、人間社会本来のあり方ではありません。
我が国は、戦後これだけ経済的に成功しながら、常にどこか「豊かさを欠いた」国でした。それは、競走に勝つための経済的・効率的な視点だけではなく、もっと自由に、もっと共助的で、もっと素朴に生きることの大切さを物語っていると、私は感じています。
誰も一人だけで生きているのではなく、世界中で皆、支え合っています。
助け合い、恵み合う社会を維持し創造すること。
そして、個人や地域、果ては民族や文化まで、「多様な個」の尊厳を認め、守ること。それぞれの人生・考え方を包容し、尊重し合って初めて、社会は豊かになれる。
常に、世界的視野で「多様な個」を尊重すること。
この二つの事柄を実現するために、立法府である議会は、公平・公正なルールを作る役目を担い、議員は常に明確なビジョンを持ち、市民国民に奉仕することが求められていると思います。
日本が経済以外の分野でも、人間社会を支える一員として、世界から貴ばれる存在であり続けることが、将来に生きる子ども達への何よりの贈り物。
国際港湾都市である横浜の町が、その贈り物を未来にたくさん残せるように、日々研鑽し実績を積んで参りたいと思います。
生きることに困った時、生きる甲斐が見つからない時、職場で、あるいは地域の中で、その人にとって支えとなるものと出会えるように。
人はさまざま、人が抱える事情もさまざまな人間社会で、皆がそれぞれの事情を尊重し合い、支え合えるように。
そして、人間社会の無限の可能性を、子々孫々にわたって追求することが出来るように。
地域の皆様が何を望み、何を目指し、何を必要としているかを、常に心の内に置き、皆様のお側に歩ませて頂きながら、大都市・横浜のさらなる発展のために、全身全霊を傾き続けて参りたいと思います。